11/12/2011

EL CAMINO DE SANTIAGO -day 1-

 Logroño to Azofra  

ログローニョの街を抜け広い森林公園を歩いていく
緑が多く気持ちが良い。
足取りも快調だ。
森の中を歩き、ダムに横を通り、ブドウ畑を歩いていく。
リオハ県は世界にも知られたワインの名産地。
どこもかしこもワイン畑が広がっている。
1日歩き続けてヘトヘトになったところ、国道を横切るときに見た看板に
ログローニョまで24kmと書かれていたのを見て気づいてしまった。
車で行ったら30分も無いのか!


今日は初日から色々あった。
夕食に出かけようとアルベルゲを出て歩いていると、後ろからコンニチワ!の声。
振り返るとスペイン人のおばさんが手を振っている。
続けて日本人デスカ?それも妙に流暢だ。
そのまま立ち話をすると彼女はもうかれこれ38年程日本に住んでいるらしい。
結局夕食後、彼女のお宅に招かれて地下にあるワイン倉から数杯のワインをいただく。
彼女の友人もこちらがスペイン語を話せるとわかると勢いよく話しかけてくれた。
今晩ここの近くの村でワイン祭りをやってるんだ。一緒に行こう。
一度疲れてるし、明日もあるから断ったものの
そのまま車に乗ってお祭り会場へ。
それは小さな村の小さな広場で行われていた各ワイン倉のワインを無料で飲める
試飲会のようなものだった。
これで今日はよく眠れるわね。明日はゆっくり起きて、ちょっとだけ歩けばいいでしょ?
彼女が言う。
何でも思ったことは素直に言う気持ちのいいおばさんだった。
何で日本人と結婚したんですか?の質問に
ダマサレタのよ!に口に含んでいたワインを吹きそうになったのを覚えている。


本日歩いた距離 35km       サンティアゴまで残り 576km




ログローニョの街を抜けるとすぐ森林公園を歩く。

丘の上にあったスペインらしい看板

リオハ県は一面ブドウ畑が広がっていた。

こっそり食べてしまおうか迷ったがそこはやめておいた。

カミーノ沿いにある小さな村の路地で

道の向こうそのまた向こうを目指して歩いていく

村のワイン祭りにて

スペインでは子供たちも眠らない。



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