トライ中動画 La mujer del pecado/8a

最初の頃のムーブ解体と最近のトライ中動画を少々。

下部の穴ガバ取りも結構厳しくそのあとの足を上げてからの
スリーフィンガーポケットもかなり遠いので最初は精度が悪かったのですが
最近は疲れていても取れるようになってきました。

上部の大穴のところ、動画中ではレストできてそうですが
実際穴の内部はエッジもない完全なスローパーでまったく一息つけません。

動画終了部から左上の指3本程度入るガバカチを取るのですが
そこでマッチをしなくてはならず、また傾斜もきついので
いまだに越えることができません。

そこから終了点まで残りの5mは6a程の垂直壁。
核心部を越えたとしてもそこで落ちそうな予感です。

気合でなんとかなればいいのですが。ガンバです。

No te caigas hasta que te caigas !

タイトルの訳は
”落ちるまで落ちるなよ”

取り付く前にいつも友達が言ってくれる言葉で
意味としては途中で辛くても諦めずに最後の最後まで力を振り絞れ！
といったところです。

というわけで前回の更新後から通い続けている
La mujer del pecado/8aですが最近やっと核心部のワンテンのみで登れるようになってきました。

核心部といっても一手一手ほんとに気が抜けない
短くて難しいルートですが少しづつRPに近づいてきていることを実感。

どんなに疲れて帰ってきても
しばらくしたらまた登りたくなってウズウズしてしまうこの頃。

しかしながらスペインの暑さには勝てず
たまには海にも行っちゃいます。

地中海@Almeria

One Hot Minute/7c RP

ここアンダルシアに位置するグラナダは連日35℃を超える
夏となり、ボルダリングは暑さのためオフシーズンに。

できたとしても太陽の位置と時間帯を気にしなければならないし
市内付近には気軽に行けるボルダー岩場もないため
ここ最近は夕方をねらって近くのアルファカールでルートクライミングに勤しんでおります。

と、いうわけで1ヵ月ほど通ってようやくセクタークエバにあるOne hot minute/7cを先週
RPできました。

Sector Cueva

ここならグラナダ市内から車で15分ですし昼過ぎから日陰になります。

ここの壁にあるルートのすべてが6,7個のヌンチャクで終わるほどの短いルートが並びますし
どっかぶりしているため私のような持久力のないボルダーにはうってつけのセクターです。

まずはNoche de Plata/6bにてアップ。
イメージトレーニングは前夜にばっちりしたところで
気合の一撃目でRP達成!!!

急ぎ足でガシガシ登ってすんなりと行けました。




時間があまったので同じセクターにある8aに取り付いてみることに。
テンションかけかけでトップまでもいけず敗退の初日。

ほぼすべてがロングムーブで取れると信じてのデッドが続きます。
間にフィンガーポケットやら変なムーブやら、
そうやすやすと登らせてくれませんでした。

二日目の今日、相変わらずテンション掛けかけですが、すべてのムーブをばらし
トップアウトまではなんとか成功。

まだまだ先は長いです。この夏には終わるかどうか。

ガンバです！

プロジェクト完登！

グラナダ市街よりほど近いマハリハールにて
一年越しのプロジェクトを完登できました。

名前もわからない一本ですが
私の中では今までのボルダリング人生最高の１本です。


アプローチに30分の急坂を登らなくてはならないためか
（グラナダではアプローチがほとんど無い岩場がたくさんあるため）

マハリハールという場所自体、こちらのクライマーの間でもあまり知られていなく
グレードは7Ｂ＋になりますが、デットムーブでカチ取りの続く
かなりハードな下部に加え、ヒールフックやスローパー、押さえ込みの上部と
まったく知られていないのがもったいない位、いい課題でした。

この岩付近に手付かずの岩がゴロゴロしていますので
まだまだいいラインが隠れていそうです。

時間のあるときに開拓を進めていきたいと思います。

【報告】クライミングコンペ in コルドバ

コルドバにて、いちローカルジム主催（Verticalia Club)の

クライミングコンペに出場してきました！

結果はレギュラー男子の部　第3位の大健闘！！

予選はタイムトライアル方式４課題 全完6撃で4位

決勝はベルトコンベアー方式2課題で残念ながら0完登ボーナス差で3位

ギリギリ表彰台に上ることができました。

普段味わう事の無いコンペの緊張感っていいもんです。

自分の足りない部分もなんとなく見えてきたし

いろいろ勉強になりました。

なにより楽しかったー。

会場で新しい出会いもあり、何人か知らない人にも

激励の言葉をいただきました。

最後に大会後に隣接したバルのトルティージャ食べ放題には驚き！

さすがスペインです。

年に一回くらいはクライミングへのモチベーションを上げる意味で
どこかのコンペに参加してもいいかも！

クライミングトレーニング Vol.1

キャンパスボードトレーニング

クライミングを始めたい方や、興味がある方と話しをするときに
必ずといっていい程話題になるのが
クライミングに筋力は必要か？
というもの。

力は必要ない。とか
クライミングは足で登る。とか
もっと頭を使ったパズルのようなスポーツとか。

壁にしがみつきながらの体の使い方、バランスのとり方等、
初心者には筋力よりも慣れがまず必要になりますが
ある程度上達した後、壁にあたるのが絶対的な筋力不足。

結局、段クラスのクライマーはみんないい体してますよね。

そんなこんなでキャンパスボードトレーニングを少し
取り入れようかと思っています。




Jan Hojer Training from Jan Hojer on Vimeo.

かといって筋力があればできる程甘いスポーツではないので
キャンパスボードも取り入れつつ、ムーブやレストも練習します。
クライミングは技術と筋力を相互させて上達させていかないと。ですね。

The Ascent of Memorias de Africa/7B

完登できましたメモリアス デ アフリカ！

この日の3撃目、取り付く前に深呼吸。


耐久力、持久力が無いと嘆く前に
各ホールドの持ち方、ムーブを始めから考え直したおかげで
ロープ掛けもスムーズになりました。

1撃目、2撃目共にランジ部分でフォール。
少し長めのレスト後、気合の3撃目で完登！

頑張りました！

この後、Un soplo de libertad/7a もＲＰし、充実の一日でした。

Albarracin, Rock Trip 2013

行ってきましたアルバラシン
スペインでは最大級のボルダリングスポットで
2000本を超えるルートがありグレードも6級～5段まで。
そのほぼすべてが赤色をした砂岩で
巷では南ヨーロッパのボルダリングパラダイスとも呼ばれております。
行ってみて特に印象的なことは
天井のある、もしくは大きくハングしたルートが多いこと。
ジムで練習したムーブや鍛えた体を思いっきり使うことができます。
また花崗岩の岩に比べてスローパーホールドが多いので
押さえ込みムーブやマントリングに苦労したり
色々と勉強になりました。

4泊5日の間、寝ては起き。起きては登り。
森に囲まれた自然の中でクライミング友達と最高の時間を過ごせました。
自分の中でプロジェクトも残してきましたし
まだまだ足を踏み入れていないセクターもありますので
またすぐ戻りたいですね。

Zooruyo/7A

Sector Parking Bloque 17

Wassame/7A+

A ciegas/7A+

Sector Techo

El gato con bota/7A

Sector Techo

Sector Techo

Sector Techo

Sector Arrastradero

ARR-B53-L9/7A+, Bloque fontain/6C

Result

Sector: ARRASTRADERO
Borda el campus/6A 
El travesaño/6B 
Arista Ivan/6B 
Esperanza/6C 
ARR-B38-L2/6C
ARR-B53-L9/7A+

Sector: PARKING
¿?/6A 
Confusion/6C 
La oveja negra/6C 
Zarzamora (de pie)/7A 
Zooruyo/7A

Sector: TECHO
TEC-B23-L1/6C
Alita de mosca/6C
Wassame/7A+


今回は初めて行ったということもありとにかく色々なものに触ってみました。

特におすすめな物は2つ。どちらも最近1グレード下がってこちらのグレードになったと

言われていますが

Esperanza/6C

下部のダイナミックムーブから上部のスローパー取りを慎重に。マントリングが核心。

Wassame/7A+

核心はなんといっても美しいランジ部分。そこさえ保持できれば下部もマントリングも問題ないです。

また完登できなかったものの

A ciegas/7A+

El gato con bota/7A

Bloque fontain/6C

はおすすめ。

スペインの岩場探索 その1

今週末から憧れだったスペイン最大級のボルダリングスポット
Albarracin（アルバラシン)に5日程、篭ってまいります。

最近ずっとyoutubeやvimeo等でアルバラシン関係のビデオを見ていて
モチベーションを上げております。

次回、感想等書き込みしたいと思います！



September outtakes - Albarracin from Daniel Olausson on Vimeo.



Another week in Albarracin from Daniel Olausson on Vimeo.



'Trip to Albarraci­n' from Rubén Díaz Torres on Vimeo.



Albarracìn, Spain from Louder Than Eleven on Vimeo.

Attempts of Memorias de Africa

大抵いつもはボルダリングに精を出しているわけなんですが
先日、久しぶりにルートをやって来ました。

場所はおなじみのアルファカール
Sector pequeño pizarrín(ペケニョ　ピザリン壁)にあるMemorias de África/7b

ここ最近グラナダは雨続きでなかなか外にで出れない中、
ある程度ハングしている壁なら大丈夫だろうと
期待半分、あきらめ半分で行ったのですが
雨でもしっかりとそのルートだけは乾いてました。

ボルダリングばっかりやっていて
ジムでも持久力トレーニングはまったくやってないのが災いし
ヌンチャク掛け、ロープ掛けが辛い辛い。

そしてクライミングビデオの見過ぎで
無駄に叫んでいます。
（山中で叫ぶとストレス発散できて気持ちいいんです。）

このルート、5つのヌンチャクの間に8手くらい、10m位ですごく短いのですが
一手一手が辛く、はじめは2本指ポケットから遠いムーブ
カチで耐えたりしながら最後にはランジ付き。

始めから左手がいじめられて最後の方はもう体力が残ってくれません。

トップアウトはできるし、レスト後は簡単なものの
RPにはもうちょっと持久力を付けないといけないと
心から思いました。

これからはジムでも長物を取り入れて頑張ります！

トライ中の動画はこちら↓

Dave Graham speaks in spanish

クリス・シャーマ、アダム・オンドラ　そしてこの人もスペイン語をしゃべります。

前々からyoutubeビデオ等みていて

この人は変わってるなーと思っていましたけど

このしゃべり方！周りのスペイン人たちも笑っていました。

Dave Graham Troll Team:) from Roman Batsenko on Vimeo.

Adam Ondra New Project "Somos Cromosomos" Jaen, Spain

アダム・オンドラさんの新しいプロジェクトが私の住む町からもそこそこ近い
お隣の県、ハエンで行われておりました。
アダムさんファンの友人が見に行った後日
なんと友人のFacebookには彼との2ショット写真が！
うらやましいです。
友人の話では私の想像通り、とても気さくでやさしい人だそうです。

スペインの山雑誌Desnivelからプロジェクトトライ中の映像がありましたので
日本語字幕をつけさせていただきました。


字幕付けは初めて行ったのですが、かなり大変でした。
文字の量、表示時間の長さ、タイミング、等々途中でなんどもくじけそうになるほど。
クライミング用語はどうするべきかも悩みました。
かなり口語的になってしまったのではないかと...。
日本語難しいです。映画の字幕をつけている方を尊敬します。

それでもなかなか良い勉強になりますので
もし私程度で良ければ、スペイン語字幕を付けてほしい山関係動画募集いたします。
今回の感想等合わせてコメントをいただければ幸いです。

A day in the life of Team Petzl in Santa Linyna

スペイン北部、バルセロナからもう少し北へ行ったところにある
数年前から話題のエリア、サンタリーニャの最近の動画を一本。



Chris, Dani, Dalia, Sasha, Nina...etc. しかしすごいメンバー勢ぞろいです。
このエリアのほぼすべてが激ムズ。そりゃすごい人達が自然と集まってきますよね。

映像2:10頃, ルート名:STOKING THE FIRE/9b がクリスシャーマの
現在のプロジェクトだそうです。

みんな楽しそうでいいですね！

世界一のクライマーはここにいる。

スペインの岩場に関するYoutube Videoなどを紹介していきたいと思います。

まずは私が住むグラナダ市内からも程近く、車で1時間程の距離にある
マラガ県VILLANUEVA ROSARIOでの動画。
クライマーは私の好きなアダム・オンドラさん

また周辺にはKaosという名で知られる400本以上を超える広大な
ボルダリングスポットもあり、南スペインのクライマーにはよく知られた場所となっております。

しかしながら残念な事にしっかりとしたトポやガイドブック等が
作成されていないため、グレードやラインの名前、場所等は
クライマーの間で口伝いに知られていくだけな状況です。